2014年5月27日火曜日

リラックス勉強の効果は、いかに!?【D.Live塾】


この日は、テスト前だったので各自が設定した課題テストを少し長い時間とって実施。
スタッフも手伝いながらおこないました。
(テスト作ってあげたり、問題出したり)

わからないところや、不安なところはスタッフが教えながら勉強しました。

「リラックス勉強は、最強!」だったハズ。。。


テスト前の週末をどのように過ごしたか振り返り。
伝家の宝刀よろしく設定していたリラックス勉強は、どうだったのか?
聞いて見ると、「全部寝てた。。。」とのこと。

やっぱりか。。苦笑

ただ、土日ともに6時間くらい勉強したみたいなので上出来。
本人的には、
「リラックス勉強がうまくいかへんかったから、自己評価は50点やなぁ。もうちょっと勉強出来たもん」
と、頼もしいことを言ってくれました。

それぞれが週末の勉強をおこない、振り返りをしている際にみんなのテーマとしてあがったのが

『疲れて勉強が出来ない』という問題。

リラックス勉強を取り入れたのも、長時間勉強すると疲れるから途中で軽いタスクをするためでした。

ある生徒は、スイッチが一回しか入らないという話をしていました。
たとえば、集中して勉強したあと、どこかへ出かけて遊びのモードになると、帰って来ても再び机に向かうことが出来ないとのこと。

テスト前で時間もあまり取れなかったので、休憩の取り方など簡単に説明して、どうするかの対策については今後の課題にしました。


さぁ、いよいよ中間テストだ!


D.Live塾は、計画力をつけ、自主的に勉強が出来るようにするための塾。
ただ、テスト前には科目などもキチンと教えます。
質問の受け答えもします。

勉強を教えていると、徐々に先生魂に火が点き、延々と教えてしまうスタッフたち。。。
授業が終わった後、「もっと勉強教えたい~」なんて、スタッフが話していたのは秘密です。

勉強が楽しくなるためには、教科の理解が必須。
そのためにも、勉強について教えてあげることも大切な仕事。

ただ、勉強の時間を取り過ぎると計画や振り返り、成功のレシピを作る時間が減ってしまうという問題もあるので悩ましいところ。

(※ 『成功のレシピ』は、子どもたちで作っているマル秘ノート。うまくいった方法や勉強のやりかたが書いています)


スタッフがみんな教えたがりなので難しい。
僕も、英語を教えたくてうずうず。

来週の授業を迎えるときには、中間テストも終わっています。
どんな感じで生徒が来るのか、いやぁ楽しみ。


<編集後記>

正直、テストで失敗するのも良い経験だと思っています。
なので、中間テストがうまくいかなくてもいいなとも思います。
ただ、やっぱりせっかくだから点数取って欲しい!
毎日、子ども達なりに試行錯誤しながら勉強してきました。
真面目にやっていたし、ちゃんと結果に繋がって欲しい。
まぁ、僕がいろいろ考えていても、あんまり関係ないのですが。。。
とにかく、どんな結果が出るにせよ、次に繋がるように子ども達と一緒に考えていきます。



2014年5月26日月曜日

テスト前の宿題って答えを見てもいい??(テスト対策講座)





この日は、テスト対策講座で中間テスト一週間前。
一年生にとっては、初めての定期テスト。

まずは、いつものように振り返りから始めます。
前回の授業で立てた計画を見返し、どこまで出来ていたかをチェック。

振り返りの際、一人の生徒がある悩みを口にしました。

「宿題がテストまでに終わるか不安」

学校ではテスト時の提出物として、ワークブックがあります。
テスト範囲までのページをこなさないといけないため、各教科10ページ以上。
1つ1つやっていくと、なかなか時間がかかります。

「英語のワークブックを全て終わらせる」という目標を達成出来なかった彼は、答えも見ずに、1ページずつ真面目にやっていました。

しかし、このままではテストまでに全ての教科を終わらせることが出来るのか不安になってきたとのこと。

(彼には、宿題完成がギリギリになってしまい、必死になって終わらせたイヤな経験がありました)

そこで、「ワークブックの答えを見て、宿題を早く終わらせるのはどうだろう?」と生徒たちと話し合いをしました。

彼は、なんとなく釈然としない様子。

理由を聞いてみると、「答えを見てやっていたら身についていない気がする」と言います。

確かにその通り。
でも、宿題を終わらせてから安心して再度ワークブックを勉強する方法もあります。
どういう風に勉強するかは彼次第。

最終的に「終わらなさそうで不安な教科だけは答えを見てやる!それで、後から勉強する」という結論をくだしました。

その後は、自習の時間。

わからない科目について質問を受けたり、スタッフが予想問題を作成して生徒がそれを解いていました。


リラックス勉強!?



自習のあとは、テストまでの勉強計画。
特に、週末(土日)の過ごし方について重点的に計画を立てました。

誰でも、休みだからいっぱい勉強出来ると思ってしまうもの。
けれど、たいていは「あれ?今日、なんもしてないぞ。。」となってしまいがち。

無理をせず、でも怠けもせず、少しガンバれば達成出来る計画を立てることが大切。

「ほんとにそれ出来る?」
「いや、休憩取り過ぎちゃうの?」
スタッフと一緒に、計画作りをおこないます。

毎日勉強出来る習慣がついたとはいえ、5時間以上勉強したことはほとんどありません。

そこで、出てきた必殺技が「リラックス勉強」です。(生徒考案)
「横になりながら、ソファに転びながら勉強するのがリラックス勉強」(生徒談)

ずっと集中して勉強するのは難しいので、間にリラックス勉強を挟むことで長時間の勉強にも耐えられる!(らしいです)

勉強、リラックス勉強、休憩、リラックス勉強….

「どれだけリラックス勉強に頼るねん!っ」と突っ込まれながらも計画を立てていました。


不安をきちんと言葉に出来るという成長

「うまくいく方法もあれば、うまくいかない方法もある。
けれど、試してみないとわからない。その方法が人には合っても、自分には合わないかも知れない。自分が良いと思った方法でテストに挑んでみよう。テストが終わったあと、どうだったかを振り返って次のテストに生かしたらいい」

という話をしました。
生徒は、D.Live塾に来て1ヶ月ほど。
1つ1つの行動を自分たちで考えるようになりました。
自分がなにに対して問題を抱いているのか、言語化出来るようになったのも成長です。
(以前なら、自分の中にあるモヤモヤがなんなのか説明出来ませんでした)

子どもたちから出てくる問題提起。
毎回、スタッフも一緒に考えます。
正解は、ありません。
その子にとって納得出来る答え、しっくりくる方法が見つかればそれでいいのです。

いろんな「なぜ?」「どうしよう?」が出てくるのが楽しいし、子どもたちも楽しみながら解決しようとしています。

まるでロールプレイングのように、問題に対処しようとしている彼らがとてもたくましく見えました。









2014年5月20日火曜日

テスト勉強、どうしてた?





そろそろテスト1週間前。

D.Live塾では、初めてむかえるテスト。
「どんな結果になるのか?」スタッフもドキドキ。

いつものように振り返りからスタート。
毎週、生徒達は勉強する範囲を決めて、翌週に確認テストをしています。

これは生徒が「確認テストやりたい!」ってことでおこなっているだけで、完全に自主的。

自分でテスト作っても意味がないので、スタッフがテスト作りに協力。


そのことが頭にあったのか、ある生徒は英単語の確認テストが満点。
いつもは、いくつか間違えるのに!?
書く回数、単語帳で見返す回数を今まで以上に増やしたことが良かったようです。
ちゃんと毎日、どれくらいやったか回数を日記に書いています。

点数が取れただけで満足せず、「もっと書く回数少なくしても大丈夫なのか今度は試してみる!」と意気揚々。


そうそう!
そうやって、実験みたいにいろいろ試しながら、自分なりの勉強スタイルを作っていってくれたらいいよ。



みんなテスト勉強どうやってたん?





振り返りのあとは、スタッフによる「中学校のとき、どんな勉強をしていた?」か事例紹介。

帰宅してから就寝までのタイムスケジュール、勉強への取り組み方法、心がけなどを3人が話しました。(3人とも5教科で400点以上取ってました)

3人ともやり方はそれぞれ違っており、いろんなやり方があるってことを生徒は感じてくれたみたいでした。

その話を聞いて、テストに対しての心情をノートに書いてもらいました。
“自分へ期待していること”と”不安”の2つ。
不安に思っていることは、きちんと自分の中でわかっておく必要があります。
なので、上記のような質問をしてみました。

「出来たと思っていたのに、返却されたときに全然出来ていない」「友達に見せられないような点数を取る」など、各自が不安に思っていること、イヤな結果のイメージを出しました。

そんな話をしているとき、ある生徒が「今まではテストの点数とかあんまり気にしてなかった。でも、ここ(D.Live塾)に来て目標も立てたし、毎日勉強もやってるからちゃんと点数取りたい!」と言っていました。

目標を立てた効用がしっかり出ているなと実感出来た発言でした。


最後は、各教科の勉強方法を考えました。


たとえば、国語なら、物語、詩、文法、古文、漢字などがテストにはあります。
それらは、それぞれ勉強の方法が異なります。
暗記することもあったら、音読というのもあります。

どんなものがあるのか、それぞれどのように勉強をおこなっていくのか。
テスト範囲も確認しながら、1つ1つワークシートに書き込んでいきました。


スケジュール立てよう!



金曜日にテスト対策講座をおこなうので、この日は講座までの3日間のスケジュールを立てました。

イヤなことを先にするのか、複数の教科をコツコツ進めるのか。
自分がやりやすい方法、自分が良いと思った方法を考え、1日1日やることを決めました。

毎週の勉強習慣はキチンと身についてきており、確認テストで以前間違えた問題などは、何度もしつこくやり直しをさせています。
どんな結果になるのかドキドキでもありますが、きっと結果を残してくれるはず。
笑顔でテスト結果を伝えてくれるのが、今から楽しみです。


< 編集後記 >

テストの結果が良かった、良くなかった。
ただそれだけで一喜一憂することがほとんどなくなってきました。
「これだけやったから、そりゃテストも出来るわ」、「書く回数、少なかったなぁ」

ちゃんと経過を振り返り、次はどうするかの改善を考えられるようになっています。
生徒達の成長、すごく頼もしい!
部活でいつもクタクタで帰って来ている様子。
疲れていても、毎日勉強出来ているのは立派。
「今週、めっっちゃガンバったわ」と言っている姿は、自信に溢れて見えました。

各教科でどんな勉強を考えさせたのは、計画を立てるのももちろんですがもう一つ意図がありました。
それは、「テストの全容を把握する」こと。
テストの範囲がどれくらいかがわかると、どれくらい勉強をしないといけないかがわかります。
自然に“テスト勉強モード”のスイッチが入るように仕向けることも狙って、この授業をおこないました。
「これ、どんな問題出るかなぁ」「ああ、ここ苦手-」「あっ、ここも範囲なんやー」
本人達が気がつかないうちに、テスト勉強のモードに入っていたので狙い通りでした。(しめしめ)




大学生活について知りたがる小学生




「学校の授業ってどんな感じなん?」

今日の60分チャレンジテーマは、“話す”でした。

テーマに沿って、どんな内容をおこなうかを話し合い。

ただみんなでしゃべってもチャレンジには、なりません。

話し合った結果、「学生生活、仕事について話を聞く」という内容になりました。

目的は、「人生、これからについて考える」というもの。

旧草津側でまったりとみんなで1時間、話しました。


どうやって聞こう?


やることは決まったものの、どんな風に進めていくかが難しい。

生徒の頭には、どんなことを聞きたいかが漠然とあったみたい。

けれど、それをどうやって聞いていくかがちょっとわからない。

「学校のこと、仕事のことをいろいろ聞く」というかなりざっくりした計画のままスタート。

生徒が進行をおこない、大人はその質問に答えていく。


普段、学生時代の話なんてしないので、大人も新鮮。

「その大学で満足してるの?」
「自炊してた?」
「朝、スタバへ行って優雅に朝食とれる?」(生徒にとって、理想の朝らしい!)
「どんな仕事しているの?」
「ライフスタイルは?」
「今、楽しい?」

そんなところに関心があるのかぁとわかって、こっちも楽しんでいました。

雰囲気は、さながらオープンキャンパス。

「ここの大学いいよ」「あー、そっちもいいねー」なんて話をしたり、
「結局、大学がおもしろいかどうかじゃなくて、自分が楽しむかどうか」という名言も出ました。

ぶっちゃけトークも連発で、「違う大学へ行けばよかった」とか「フリーで仕事しているけど、少し不安」とか普段なら聞くことの出来ないような話も出て、生徒たちも満足した様子でした。


もっと、計画しておけばよかった。。。



1時間がたち、おしゃべりはおしまい。
振り返りをおこないます。

「今後のこと、もうちょっといろいろ考えないといけないな」
「大学のこととか、もっと考えてみたい」
「将来を考える大切さがわかった」
などのコメントが出ました。

60分の使い方に関しては、反省が多く出てきました。

ほぼノープランでおこなったので、結果的には聞きたいことが聞けたけれど、それは結果論。

「質問でなにを言うか困った。もう少し、筋道や時間配分を考える必要がある」とは生徒の声。

大人も混じって、「こうしたら良かったかなぁ?」「どの辺が困った?」と、話ながら振り返り。

チャレンジ全体のやり方などは反省点も出てきましたが、生徒たちに取っては聞きたいことが聞けたので1つの目標はクリア。

今後以降の反省材料として、時間配分や計画の仕方を学びました。


<編集後記>

やっぱり、子どもにとっても大学生活って憧れなんですね。
しかし、今回も難しかった。
「将来のことについて学ぶ」というかなりざっくりとしたテーマ。
60分をどうデザインするかは、難しいところです。
思いついたことを聞いていくだけでは、聞きたいこと全ては聞けません。

生徒は、どういう風に進めていくか計画段階で考えていましたが、よくわからないので、なんとなくでスタート。

しかし、終わったあとでちゃんと計画の大切さに気がついていたのは成長。

大人でも計画ってめんどくさいですよね?
「やったほうが早い!」って思ってしまうもの。
でも、それではうまくいかないのが“60分チャレンジ”です。

計画を立ててやらないと、うまくいかないし、やっているときに無駄な時間が多く発生してしまいます。
結果的に、消化不良で終わることもあります。

今回、生徒達には「時間配分の方法」を簡単にレクチャーしました。

「60分という大きな塊で考えるのではなく、15分を4つのブロックに分けて考えるといいよ」とアドバイス。

アツい中、河川敷で話をするのはとても楽しかった!

“話す”というテーマ、子ども以上に大人のほうが楽しんでいたかも知れません。(笑)









2014年5月13日火曜日

みんなで対話!「努力って報われる?」



GW明けの授業。
いつものように振り返りからスタート。

GWをどんな風に過ごしたのかをみんなで語り合いました。
やっぱり、みんな“アナ雪”みてるのかーってことだったり、部活ばっかりだったとかの話をしました。

振り返りが終わると、対話(ダイアローグ)の時間を取りました。

この時間を取ろうと思ったのには、大きく2つの目的があります。

・目標達成への貪欲さ
・ルーティン目標と達成目標の位置づけ


普段のワークシートでは、ルーティン目標と達成目標の2つを設定します。


達成目標:「英語のp12~p13の単語を全て覚える」
ルーティン目標:毎日、単語を5回ずつ書く

D.Live塾も1ヶ月が過ぎ、毎日の勉強習慣はみんなついてきました。
ルーティン目標は、かなりの確率で達成出来るように!

ただ、達成目標が微妙。。。

そんなに難しくないところだと大丈夫だけれど、苦手な数学や難しい漢字が多いとあまり結果がよくありませんでした。

そのことはあまり問題ではなく、問題視したのは考え方。

「ルーティン目標達成出来たし、達成目標はダメだったけどまぁいいかなー」と思っている点です。

私たちも、このあたりをしっかり説明していなかったこともあったため、このあたりで少し講義を入れようということで、ダイアローグをおこないました。


努力って報われる?



まずは、『努力って報われる?』というテーマから。

「報われるものと報われないものがある~」
「努力の方向性が違ってるとあかんと思う~」

なかなか鋭い意見が飛んできます。
毎週、授業の中で生徒同士やスタッフも交えて、対話をおこなっています。
それによって、話すチカラ、考えるチカラは間違いなくついている。
そう思えるほど、質の高い対話でした。

スタッフ:報われない努力ってなんだと思う?

「恋愛とか!人か関わってるやつは、自分がどんだけガンバってもどうなるかわからんもん」

ほうほう

スタッフ:じゃあ、努力ってそもそもなんだろう?

「なにかへ向かって取り組むことが、努力だと思う!」

おお、良いこと言うなぁ。

スタッフ:じゃあ、目標がないと努力じゃない??

「漠然としたものでもいいと思うよ。俺は、人生を楽しむって目標に向かって生きてる!!」(ドヤッ)

一同:おおおー

では、次のテーマ。

『結果と経過(プロセス)、どっちが大切?』

「結果が良かったら、次も頑張ろうっていうモチベーションになるから、結果かなぁ」

「私は、経過やと思う。結果がどうであれ、その結果へ向けて努力すること、目指すことに意味があるんやと思う。それが、きっと次につながる!」

ここでは、ハッキリと意見がわかれました。
こんな感じで、かなり深い議論が続いていきました。
何度もスタッフが「おー!」と思う名言が飛び出し、大人も子どもも関係なく、いろいろ考える時間に。


そして、ここから本題!

『勉強する時間の長さって重要だと思う?』

A: 勉強時間長くて成績悪い
B: 勉強時間短くて成績良い

どっちがいいと思う?

「勉強時間短くて、成績が良い人~」

じゃあ、それを目指したら?

「いや、そういう人は、やることちゃんとやってるんやと思う。授業しっかり聞いたりとか」
「いっぱい勉強していって、少しずつ勉強時間短くなるんやと思う。いきなり効率的にするのは難しいんちゃうかなー」

ふむふむ。

スタッフ:「で、どうなりたいの?」

「勉強時間短くて、成績が良い人~」

と、いうことでここから講義スタート。


まず、効率的に勉強するためにもみんながやっている計画を立てるのが大切だということ。

そして、ルーティン目標は達成目標の手段。

いくらルーティンをガンバっても達成目標が出来てなかったら、あんまり意味がない。
達成目標を実現させるためには、途中でルーティン目標を変えてもいい。
ルーティンに縛られすぎないこと。
大事なのは、達成目標!


そんな話をおこないました。
議論し、努力することについて考えたあとだったので、みんな腑に落ちたようでした。

この話を聞いたあとは、いつものように今週の計画づくり。

ちゃんとこの日に聞いた話を反芻しながら、「明確な目標大事だな~」「ちゃんと達成しないと~」なんて言ってくれていたので、
対話の時間を取ってよかったなと思いました。


まとめ

正直、ここまで対話が出来るとは思っていませんでした。
15分くらいのつもりが、盛り上がりすぎて45分ほど話していました。
生徒の価値観なども垣間見られて、非情に楽しい時間だったので、これから1ヶ月に1度くらい、やっていこうと思っています。


~生徒名言集~

・身体的なものは体が憶えている
・努力とは、なにかへ向かって取り組むこと
・俺は、人生を楽しむために生きている!
・結果がどうであれ、その結果へ向けて努力すること、目指すことに意味があるんやと思う。それが、きっと次につながる!
・恋愛は、プロセスが楽しい。叶ってしまった夢は、寂しいこともある。








2014年5月12日月曜日

サバイバル缶蹴りイベントの様子を記事にしよう!


この日の授業では、先日実施した『サバイバル缶蹴り」のイベント振り返りをおこないました。

全体と生徒個人の振り返りをおこない、もっとおもしろいイベントにするためのアイデアを話し合い。

後半は、イベント当日の様子をまとめたビラ(通信)を作成しました。




「ルール、もっと変えたほうがいいかなぁ」
「ダンボールに隠れたりするのん、絶対おもしろいと思ってたけど、やってみたらやっぱりおもしろかった」

いろいろ感想が出ます。

個人の振り返りでは、「企画ガンバって考えた!」というのもあれば、「たまに、めんどくさくなってしまうときがあった」という反省もちゃんと出来ていました。

いざ、記事作り




作る大きさは、A3サイズ。
時間は80分。(今日は、60分チャレンジの少し長いバージョン)
まずは、ターゲットやコンセプト作り。
どんな人に、なにを伝えるのか?
今まで、雑誌作りをずっとしているのでこのあたりはスラスラ決まっていきます。
「イベントへ来たことがない人にも、楽しさがわかるもの」というテーマに決まりました。

次は、内容を決めます。

「知らない人のためには、ルール説明もいるなぁ」
「なんかおもしろそうな感じが出る記事ってどんなんだろう?」

このあたり、いろいろ頭を悩ましてました。

ただイベントを伝えるのならいいかも知れません。
でも、“おもしろさを伝える!”というのがコンセプト。
ただのイベント紹介記事ではいけません。

試行錯誤しながら、いくつかの項目が決まりました。

レイアウトを考え、作成開始。
手書きで文章をつくっていきます。
時計を睨みながら、黙々と作業。

「これやってー」「いや、これ今やってるんねん」
「なにしたらいいー?」「これー」「これなにするのー?」

そんなことを言いながら、記事作りは進みます。



「もっと、色とか塗ってみたら?」というスタッフの声かけなどもあり、徐々に完成へ近づいていきます。

授業終了、5分前。

制限時間ぎりぎりになんとか出来上がりました!





完成したものは、スキャンして印刷する予定です。

実際にどうなるのか楽しみです。

終わったあとは、今日の振り返り。

振り返りの視点は、“チームワーク”、”やれる感”、“考えるチカラ”の3つ。

「めちゃくちゃガンバった!」

「ここまでクオリティの高いもの出来るとは思わへんかったー」

「もう少し、考えてから取り組めば良かった」

「まだいろいろ工夫出来たと思う」

などなどの意見が出ました。

これから、毎月の終わりにこうやって子ども達だけで学級通信を作成していきます。

きっと、どんどんクオリティが高くなっていくはず!

どんな風に成長していくのか、楽しみです。










2014年5月1日木曜日

サバイバル缶蹴り、大盛り上がり!




「ドッチボールやったときのイベントまたやろうよ」

生徒の一言から、全ては始まりました。

「おもしろいことしたいよねー」
「なにがいいかなぁ?」

思いつくままにアイデアをポストイットに書いていきます。

ダンボール、缶蹴り、メタルギアソリッドなどを足して、考えたのがこの「サバイバル缶蹴り」というイベントでした。


みんなで話し合いながらルールを決め、いよいよ当日。

河川敷へダンボールを運び、チーム分けをして、スタート。

生徒がみんなの前でルールを説明し、そのあとはダンボールワークショップ。

ダンボールで、基地を作ります。


相手陣地にある缶を蹴れば勝ち。

鬼にタッチされるとアウトなので、敵から隠れるための砦をダンボールで作ります。

子どもたちは、隠れられるようにダンボールでロボットを作ったり、沼を作っていました。



この時点で、みんなテンションはマックス。

「なにつくろー」
「あっ、いいこと考えた~」

なにを作ってもオッケー。
大人も楽しみながら、ダンボールカッターを使って工作。

試合がはじまる前に、ワークショップだけでテンション上げすぎて疲れていた大人がいたことは秘密です(笑)

いよいよ試合開始



基地作りも終わり、いよいよスタート。

コートは、サッカーと同じ長方形。

ゴールの代わりに缶が置いてあり、それを蹴れば勝ち。


序盤から、試合は大盛り上がり。

勢いで攻めるチーム。
戦略を立て、囮を使って勝ちを掴むチーム。
守りを固めるチーム。

それぞれの戦い方で試合は進んでいきました。


試合中、人数が減っていくと、より駆け引きをおこなう場面が増えます。

守るのか。
攻めるのか。

なかなか動けず、均衡する試合。

頭で必死に計算。

「どうする?缶を蹴りにいくか?でも、先に蹴られるかも?いや、味方を助けるほうが先じゃないのか?」

運動神経が全てじゃなく、戦略やチームワークも問われます。


試合中、ダンボールの中に隠れている子どもも!

始まる前は、「いや、バレるで!」と思っていたものの、試合に集中していると、全然気がつかず。


知らぬ間に接近されており、突破を許すこともありました。

25度を超え、みんな日焼けした中でおこなわれた白熱した試合。

かなり盛り上がりました。

試合が終わったあとは、みんなで缶詰を持ち寄って食事。


勝ったチームから、好きな缶詰を取っていきました。

フルーツの缶や焼き鳥はもちろん、カキやカニ味噌などの高級缶詰もあり、子どもと大人一緒に楽しく交流できました。


まとめ


「楽しくなるだろう」とは思っていました。
しかし、ここまでとは。。。
参加した子どもたちからも「またやりたい!」って声をもらいました。
大人も「ダンボールで作るのおもしろい」「もっとこうすれば良かったなぁ」と夢中に!

ルールなど、改善するところもありましたが、今後も継続してやっていきたいイベントになりました。