8月6日
今回は、8月に入って最初の授業。
いよいよ雑誌作りの授業に入ってきました。
今まで、僕たちスタッフがいろいろ手伝っていたのですが、
「もっと出来るんじゃないか?」ということで、今回はもっともっと任せていこうということで授業デザインをしています。
最高の達成感を得よう!
雑誌が完成したときのことで、1つだけ生徒にお願いをしました。
「最高の達成感を得よ!」と。
では、どういう状況になれば “最高の達成感を得られた!” と思えるのか?
タイムマシン法を使い、子ども達には雑誌が完成した未来へ行ってもらいました。
「どこで、誰に、どんなことを言われている?」
「自分は、誰に、どこで、どんなことをしゃべっている?」
「どんな気分?どんな感情?」
目をつぶり、未来を感じる時間。
思ったこと、感じたことなどをプリントに記入していきます。
はじめは、ネガティブなことばかりが浮かぶ。
「苦笑いされる」とか、
「ふ〜んと言われる」など…
でも、何度かやったり考えるうちに、ポジティブな想像が出来るようになってきました。
どんな状態になればいいだろう?
各自が考えたことをみんなでシェア。
それぞれが思ったことを話し、その上でみんなで理想の状態を考えました。
とにかく、まずはアイデアを拡げる。
意外に子どもって現実的。
「これは無理〜」とかって考えてしまう。
今までやったことがることなら尚更。
大変さがわかっているので、難しいことはどうしても億劫になるのです。
まずは、出来るとか出来ないを考えずに“2ヶ月の雑誌作成を終えて達成していたいこと”ということに焦点を当てて話し合いました。
すると、徐々に
「こんなん出来たらいい!」「こんなんしたい!」という意見が出てきました。
私たちが達成したいこと
意見を出し合い、最後には “戦略的フォーカス” にまとめて、次の授業内容を決めて終わりました。
戦略的フォーカスとは、
『私たちは、( )を達成することにより、( 望む成果 )になる』というものです。
成果は、はじめにお願いした “最高の達成感を得る” こと。
達成したいことはたくさん出たのですが、その中から現実的(期限の中できること)に絞って考えました。
最終的に決まったのは3つ。
“テレビに出る”
“雑誌を置いて、減っていってニヤニヤする”
“自分たちのガンバりの集大成を認められる”
これからは、常にこの3つをどのようにすれば達成出来るかを考えながら雑誌を作っていきます。
来週の授業はなにをする?
今まで、授業プランはスタッフで作っていました。
けれど、今回は “子ども達に任す” と決めたので、
「来週の授業、なにする?」と聞きました。
すると、
「雑誌のコンセプトとターゲットを決める」「あと、ビラを作る」とのこと。
なにに関するビラを作るのかわからなかったので、詳しく聞くと、雑誌を置いてもらう交渉やテレビ局へ伝えるためにも、自分達がどんなことをやっているのかというビラが必要だと。
それを持って出演交渉や雑誌を置いてもらうお願いをするみたいです。
う〜む、やるやないか。
子どもも大人も関係ない
今回のワークは、子ども達に全て委ねて、決めさせるようにしました。
そこで気がついたのが、子どもは、大人も “ハッ”とするような意見を出すということ。
子どもをなめちゃいけないなぁと痛感します。
達成したいことの1つで、『完成した雑誌を置いてもらい、減っているのを見てニヤニヤする』というのがありました。
どこに置いてもらうかという話しになり、学生スタッフが
「美容室とかいいかもー」と発案。
すると生徒は、
「あっ、じゃあさ、その店を取材したらいいやん。じゃあ、絶対置いてくれるし〜。ついでに広告料ももらおう!」とおっしゃる。
なかなか鋭い。
“置いてもらうために取材する”という発想はなかったので、すごく関心してしまいました。
「任せてみるもんだなぁ」とつくづく思いました。
子どもは、いつだって僕たち大人の予想を超えてきます。
でも、ちゃんとその舞台を用意しないとダメ。
もっともっと任せて、子ども達で考えさせて、決める。
そんな機会をどんどんやっていこうと改めて思うことになりました。